- 活動内容
- 理念
パンセでは、絵を描くことにとどまらず、工作・版画から陶芸までいろんな作品作りを体験できます。子供たちの興味・関心に合わせていろんなことに挑戦していきます。
パンセに通う子供たちは誰もスタッフの事を「先生」とは呼びません。みんな名前かあだ名で呼び合います。 スタッフはできるだけ子供たちの目線に立ち、一緒に遊ぶことも珍しくなく、夏休みには教室の始まる前に子供たちと虫取りに興じる光景も。
パンセでは通常の教室とは別に、毎年いろいろなイベントを用意しています。 夏には水合戦や肝試し。 冬にはクリスマス会。 ときには遠足に出かけたり、美術館を訪問することも。
パンセでは、生徒の作品を展示する大規模な展覧会を定期的に開いています。 展示会場ではワークショップや楽しいイベントをやるのが恒例。そのほかに、アトリエの二階を使って個展を開く事もできます。
アトリエ・パンセは子どもメインの教室ではありますが、大人のためのクラスも用意してあります。 また、パンセの講師が川崎市の武蔵小杉に出講して開いている教室もあります。
アトリエを運営していくうえでパンセが一番大事にしたいこと。 それは”楽しさ”です。
子供を絵画教室に通わせるのであれば、上手な絵を描けるようになってほしいと思うでしょう。もっともです。 しかしパンセではそういう指導をすることが必ずしも1番大事だとは考えていません。そもそも”上手な絵”ってなんでしょうか?
私たちが絵画・造形教室をやっていく上で大事だと考えているのは「楽しさ」、そして「自由奔放」なことです。それはなぜか? 子どもたちの中には無限の可能性が秘めています。そして、その可能性を伸ばす最初のきっかけは、楽しさではないでしょうか。楽しいと思えば自然とやる気が出ます。やる気が出ればいろんな興味が湧いてくるでしょう。夢中になって何かに取り組むかもしれません。 そうなったら、そこから力をつけていくのは本人しだいです。
私たちは「絵の描き方」をもちろん教えます。「何かの作り方」も教えます。 しかし、可能性を現実に変えるための最初の1歩である楽しさを提供する事がパンセの1番の役割だと考えています。 楽しく自由奔放に何かをつくる。そこから生まれてくるのは、「人から上手だと褒められる絵を描くためにテクニック」なんかではありません。
私たちが子どもたちに身につけて欲しいものは小手先の技術ではなく「創造(想像)力」です。生徒の子どもたちが、想像力豊かで、感性豊かな人間になるために、アトリエ・パンセは、子どもたちと一緒にものを造りながら全力で楽しみます。スタッフは全力で子どもたちと遊びます。
長い目で見ると、ときには「可能性」が見当違いだったと気づくこともあるでしょう。 絵ではなく違う道に進む生徒もいるでしょう。 だとしても、パンセで過ごした自由で楽しい時間、培った創造力(想像力)は生涯にわたってかけがえのないものになるとスタッフは信じています。